【鉄カブ】ボアアップとアウスタモナカとYSS DTGサス【C50DX】
もう乗らないから不要ということで、親戚からスーパーカブを貰えることになりました!
実は、過去に1年ほどこのカブを借りていた時期がありました。
人生ではじめてのバイク、はじめて自分で運転したエンジン付きの乗り物です。
一気に行動範囲が広くなり、四尾連湖をはじめいろいろな場所に行きました。
(その後ゆるキャン△がアニメ化した際に四尾連湖が出てきて興奮した)
過去に初めて対面したときのお姿。
当時は鉄箱がダサいと思い、Amazonで適当に買ったサイドバッグを付けていました。
このカブは95年製のスーパーカブDXというモデルです。
デラックスなポイントは
・専用のメタリック塗装
・フロントキャリア標準装備
・ウインカーがカチカチ鳴る
・左にもミラーあり(当時のカブは右だけだったみたい)
・サイドカバーに立体エンブレム
のようです。
規制前なのでマフラーにガードはなく、エアクリの穴も全て空いていました。4.5馬力!
借りていた当時とは違い、現在は普通二輪免許を取得してKDX125という2stのオフ車に乗っています。
久しぶりに乗るカブにはパワー不足と30km/h制限&二段階右折という大きなマイナスポイントがありました。
KDXくんについてもいずれ記事にしたいです。
カブに乗っていなければ二輪には興味を持っていなかっただろうし、愛着もあります。
しかし、普通二輪免許を所持しているので50ccにはデメリットしかありません。
そこで、ボアアップに挑戦することにしました!
ボアアップについて調べてみると、どうやらキタコのキットを使用して75ccか88ccにするのが定番のようでした。
75ccは
・キットが安い
・強化クラッチや強化オイルポンプ、オイルクーラー、キャブ交換が不要
・故障のリスクが少ない
ということでこちらに決めました。
パワーを追い求める88ccにも憧れますけどね。
元のピストンと並べてみた。
キタコのハイカムも一緒に買いました。
ハイカムはボアアップには必須派と、故障リスク増えるから不要派がいました。
出来上がったものがこちらです。
違いがわかりませんね。
作業はYouTubeの動画やブログを参考にしながら行いました。
クリップを外す作業とカムを抜き取る作業にかなり苦戦しましたが、他は結構簡単でした。
本当なら今すぐにでもパワーアップしたカブの実力を体感するためにかっ飛ばしたいところですが、長く付き合っていくためにも慣らし運転が必要です。
慣らし運転は不要派や数十キロ派、数百キロ派など人によってマチマチのようです。
作業時の走行距離が14,700kmでしたので、きりよく15,000kmまで我慢することにしました。
その間にマフラー交換、サス交換を行いました。
マフラーは有名メーカーを選ぶとお高いので、アウスタで売っているモナカマフラーを選びました。
安くて性能がいいと有名なようです。
同じく定番のステンレスアップマフラーも気になりましたが、オイル交換が面倒になるなど取り回しがカブに最適化されていないことから選びませんでした。
綺麗な見た目です。
昔のカブに採用されていたモナカとは構造が全く異なるようです。
一時期は縄文時代みたいなガスケットが付属していたようですが、普通のものが付いてきました。
元のマフラーにはHONDA GOSHIと刻印されていました。
合志技研という熊本の会社のもので、ホンダのバイクの純正マフラーを色々と作っているようです。
並べてみるとどちらもかっこいいですね。
でも裏側はサビサビでした。
付けてみました。 丸くてかわいいですね。
でも付属のうんちみたいなバッフルがなんか気に入らない。
なので鉄パイプをカットして自作しました。
ジャストフィット!
干渉しないようにしてあるこの部分が、なんだか萌えます。
排気音はバッフルありだと純正を歯切れ良くした感じ、なしだとまあまあうるさいです。
排圧的にも音的にもバッフルアリの方が良いと思います。
サスはYSS×KN企画のものにしました。
キタコや武川も考えましたが、サスはサス屋に。
はじめはYSS×東京堂のものを考えていたのですが、メッキが似合うかどうかが気になっていました。
一方、こちらはカブ向けサスとしては珍しい黒本体の赤バネでキラキラしていない点と、YSSが新しめのカブ向けに出しているDTG(ガスとオイルのダブルチューブハイブリッドサスペンション)を採用しており、性能が高そうな点が気に入り購入することにしました。
YSSの刻印がかっこいい。
取り付け作業は万力などでカラーを12mm(付属します)に交換する作業がやや苦戦しましたが、それさえ済めば純正と同じ330mmなのでスムーズに行えます。
ステッカーも2枚付属します。
性能ですが、家の前にある段差で毎回跳ねてセンタースタンドが当たっていたのですが、それがなくなりました。
また、峠道でのコーナリングの安定感が向上しました。
調整が何段階かの記載がどこを見ても見当たらなかったのですが、恐らく7段階だと思います。(数え方があっているかわからないため自信がありません。)
付属の棒を刺して回すだけなので、簡単に調整可能です。
少しオモチャっぽい見た目になったような気もしますが、これはこれで可愛いしヤル気を感じさせるため気に入っています。
画像を見て好みでないと感じた方は、YSS東京堂やキタコ、武川などのメッキのものを付けられることをオススメします。
結果として、とても満足しています。
レトロなマフラーにやる気まんまんなサス。
YSSはカブ向けは1万円前後で買えますが、スポーツバイク向けのものはなかなかいいお値段です。
お得感がありますね。
さて、慣らし運転を兼ねて道の駅しもべに行ってきました。
道の駅しもべは国道300号沿いにあります。
ゆるキャン△1話でしまりんやなでしこが本栖湖に行くために通る道ですね。
ゆるキャン△自販機。
声優さんのサイン入り映画ポスターがありました。
しまりん風ビーノが展示されていました。なぜか高齢者マーク。
みのワン。いいナンバーしてる。
サスは偶然にもYSSのものに変えられていました!なんか嬉しい。
タコメーターかと思ったら燃料計でした。
しまりんのビーノも2stの古いモデルなので、本来ならこうなっているのでしょうね。
帰り道の途中でちょうど15,000kmに到達し、慣らし運転が完了しました。 そういえば、適当に転がっていた時計を付けたのですが結構便利です。
せっかくなので登坂能力を試してみましたが、昔乗っていたときに比べてグングンと登ってくれました。
本栖湖前の駐車場で記念撮影。
しまりんとなでしこが出会った場所ですね。
ボアアップの感想ですが、出だしや登りは明らかに改善しました。
ですが、最高速はそこまで変わりませんでした。
速さよりも、30km/h制限や二段階右折がないこと、端に寄らず堂々と走れることが大きいですね。
パワーアップし見た目も変わったことで、より愛着が湧くようになりました。
この後、キャブ交換とミラー交換を行ったのですがそちらは次回の記事にしようと思います。
【崩壊3rd】待望のPC版が登場!!!
miHoYoのアクションゲーム『崩壊3rd』についにPC版が登場しました!
これまではsteam版が存在していたのですが、スマホ版との連携が不可能でした。
そのため、多くのプレイヤーはスマホでプレイし続ける、あるいはエミュを使うという状況でした。
エミュは所詮エミュですしPCスペックも必要なため、多くの艦長はPC版を待ち望んでいました。
それが本日唐突にwindows用Google Playで配信され、ついにスマホ版との連携が可能となりました!
インストール方法
こちらのリンク先からインストール可能です。
ダウンロードが完了したらファイルを開いて、インストーラーの指示に従いましょう。
HoYoverse通行証での連携なので、ios端末でプレイしていた方も問題なく連携できます!
実際にインストールして遊んでみたのですが、アツアツカクカクに悩まされていたスマホ版と違いとても快適にプレイできます!
スマホ版との比較画像
比較画像を貼っておきます。
はてなブログにアップロードした時点で大幅に劣化していますので、参考程度に……
上→スマホ版
下→PC版
どちらも最高設定です。
PC版は遠くまで綺麗に描写されています。
大きな画面でプレイできることも相まって、これまで気が付かなかった発見等もありとても楽しいです。
FPSは120まで設定可能、原神PC版にもほしい……
操作性
操作性についてですが、パッドを使ったほうが良いと思います。
キーマウでの操作はWASD移動とカメラ操作は原神と同じですが、攻撃や回避の方法が異なります。
4つのボタンはそれぞれ攻撃、回避、武器スキル、必殺技となっているのですが、実際はキャラクターごとに操作性が大きく異なっています。
崩壊には分岐攻撃というものが存在し、ボタンを押す順番や長押しの組み合わせなどで攻撃方法が変わります。
そのためマウスに割り当てることが困難と判断したのか、それぞれのボタンにカーソルをあわせて左クリックするようになっています。
これでも普通に操作できていますが、パッドのほうが快適にプレイできると思います。
キーボードのみでの操作も可能ですが、その場合カメラ操作が困難になります。
まとめ
大画面&高画質でのプレイはもちろん、端末の熱さやバッテリー消費を気にしなくていいためとても快適にプレイできます!
ですが原神と異なり、パッドでのプレイがオススメです。
神ゲーだった崩壊3rdがさらに神になり、今まで以上に楽しくプレイできそうです。
miHoYoありがとう。
【CYLVA F24】1年間屋外放置してしまったクロスバイクの末路【ブリヂストン】
昨年の話なのですが、大学の駐輪場に1年ほど放置してしまったクロスバイク、BRIDGESTONE CYLVA F24を迎えに行きました。
(ちなみに、放置することになってしまった理由は、春休みの実家帰省中に新型コロナウイルスが流行りだし、その後1年間を地元で過ごすことになってしまったからです。)
クロスバイクの回収
放置車両が多すぎたようで、まとめて移動されていました。
ボロボロでした……
風化したシート、錆びついたチェーンやネジ、グリップは消え失せ、タイヤの空気はなく……(おまけに一緒に残されていた飲み物もヤバいことに)
回収後、とりあえずチェーンに油を差し、近くの自転車屋さんに持って行きました。
ブレーキシュー交換、ブレーキワイヤー調整、リアタイヤチューブ交換、リアスポーク交換をお願いしました。
GORIXのグリップとサドルを購入
預かり修理でしたので、その間に楽天市場でグリップとサドル、チェーンロックを購入することに。
値段や見た目などで、下記製品に決まりました。
どちらもGORIXで、エルゴグリップとGX-C19というサドルです。
GORIXは大阪のごっつ株式会社のブランドのようです。
色は車体に合わせてブラック×ホワイトにしました。
A6-1という、よりスポーティなサドルもあるのですが、今回はお尻に優しそうな方を選びました。
もともと使用していた有名なサドルの有名なパチもん(1,000円しない)が、とにかく薄く軽く作られていて格好いいのですが、お尻への負担が大きかったので……
キャップのロゴがかわいい。
グリップとサドルの取り付け
自転車を受け取り、その場で自分でグリップとサドルを取り付け。
(優しい店員さんが、こっそりサドルレンチを貸してくれました。)
過去にハンドルをグラインダーで短くしたり、ステムを逆付けしたりして、角度と高さを低めにしてあります。
ネジのサビやシフトの窓のボロボロ具合……
放置してごめんよ……
直ったので少し走ってみた
日没が近かったため、少しだけ走りました。
チラリと見える太陽の塔。
原付やオートバイに乗るようになってから、自転車には乗っていませんでした。
車体の華奢な感じやブレーキの弱さ(オートバイと比べてですが)は少し怖かったですね。
でも楽しかったです。
ARCH GLOBALのチェーン
クロネコヤマトとトラブルがあり遅れていたチェーンロックも、ようやく届きました。
こちらもまた、ARCH GLOBALという大阪のメーカーのようです。
値段の割に頑丈そうでいいですね。
CYLVAはあまり有名でないし、そうそう盗まれることもないと思いますが、用心に越したことはありません。
その後……
全体を洗ったりして綺麗になったCYLVAで万博外周をグルグルしたり、stravaを入れて楽しんだりしていたのですが、問題が発生。
グリップがだんだん溶けていき、ベトベトが増すようになってしまいました。
感触も不快な上、汚れなどが貼り付き見た目も良くなかったので、交換することにしました。
レビューでも同様の報告が多かったのですが、流石にそんなすぐには駄目にならないだろうと考えていました。
しかし、実際には結構早くにベトベトになってしまいショックです。
他のグリップを調べていたのですが、しっくり来るモノがなかなか見つかりません。
せっかくなので、ハンドルごと交換することにしました。
ブルホーンハンドルに交換し、いわゆるカニホーン化してみました。
近いうちに記事にします。よろしくお願いします。
あ、ライトはCATEYEのVOLT200を使っています。猫。
【MG77】MUSTANGのレビューと購入に至るまでに比較検討した他のギターについて!!!【Fender Japan】
タイトルのとおり、フェンジャパのムスタングの紹介です。
購入に至るまでにさまざまなギターを比較検討したため、それらについても簡単に記載しています。
(2021年4月頃に購入したため、記事内の情報は当時のものとなります。予めご了承ください。)
(また、個人の好みや偏見、矛盾等を多く含んでいるため、ご注意ください。よろしくお願いします。)
- MG77のスペック
- 購入の経緯
- 当初購入を検討していたストラトたち
- 結局ストラトを買わなかった理由
- サイクロンも検討しました
- 現行モデルを試奏してみた
- 比較検討したムスタングたち
- MG77を購入してみて
- その後……
MG77のスペック
アッシュボディに1ピースのメイプルネックで名前の通り77年仕様。
ですが、クルーソンタイプのペグ、トラジションロゴ、線入りのMUSTANGロゴ、OFFSET Contour Bodyのデカール、ストリングガイド1つなど、ヘッドは60s仕様となっています。
フェンジャパは同時期に65,69,72モデルも作っていたので、ここら辺の細かい部分はコスト的に仕方ないですね。安いモデルですし。
ヴィンテージの再現にこだわりはないため、特に気にもなりません。
1Pメイプルネックでロッドは裏から入れているため、スカンクストライプとブラウンエッグ(呼び方まちまちで正式名称がよくわからない)があります。
購入の経緯
ムスタングを購入した理由なのですが、ギターを始めた頃から密かに憧れていたモデルだったからです。
理由はもちろん、けいおん!のあずにゃんが使っていたからです!!!
というのもありますが、今までハムバッカーのギターばかり使ってきたのでシングルコイルでいい感じのをずっと探していました。
LUNA SEAのSUGIZOがシングルコイルやP-90をメインで使っていること、そしてシングルの素晴らしさを頻繁に語っていることもあり、1本はシングルコイルのギターが欲しいと思っていたというのもあります。
当初はストラトに目をつけていました。指板は好みのメイプルで。
当初購入を検討していたストラトたち
①Fender American Ultra
機能的で便利そうなアメウル。
S1スイッチでフロントとリアのハーフトーンが出せるのが魅力的。
カスタムショップにすら採用していない、Fender初のジョイント部も素敵。
②Fender American Original
ヴィンテージ寄りなアメオリ。
指板Rは現代的なのが嬉しいですね。
50sのメイプル指板、ブロンドカラーのアッシュボディのやつは見た目やVネックの弾き心地がすごく好みでした。
ちなみに、ヴィンテージの再現具合にコダワリがあるけどカスタムショップは高くて買えない……という方には、アメオリよりもその前のAmerican Vintage(アメヴィン)の2012〜2017くらいのやつが気合いの入れ具合が凄いのでオススメです。
人気だからあまり見かけないけどね。
③Navigatorやmomose等の国産コピー
なんだか渋くていいですよね。
ナビはSUGIZOも使ってるし、モモセは国産コピーの中でもかなり評価されていますね。
国産ではフーチーズのCrews(これもディバイザー製だけど)も好きです。
どのブランドもFenderヘッドのモデルあるしね。
VanzandtやMoonもいいギターなのでしょうけれど、PGM系列はあまり好きではないため候補から外れました。
(ごめんなさい……)
Fullertoneとか八弦小唄みたいな超vintage再現!って感じのもあまり好みではなく……もちろん凄くいいギターだと思います。
フジゲンは結構好きですけど、ヘッド形状とロゴがね……
それと、ネックポケットがガバガバなやつをチラホラ見かけたため、候補から外れました。
ピッタリならいいってわけではないみたいですけど、なんかね……
フジゲン製のIbanezなどは大好きなのですが、フジゲンオリジナルは何故かあまり惹かれません……
(ごめんなさい……)
④PRS SilverSky
ラッカーになったしデザインも好みで気になる。
シルバースカイはヘッドが色々言われがちですが、私は結構好きです。
メイプル指板のモデルは黒いバードインレイも合いまって可愛くて良い感じ。
ただ、ほぼ全てがオリジナルパーツという力の入れようはいいのですが、逆に言えば、カスタムはかなりし辛く、修理には高価な純正パーツが必要となります。
⑤他には、フェンダーメキシコのEd O’Brienシグのサスティナーが載ったやつもいいなと思っていました。
しかし、過去に所持していたサスティナー搭載のギターで調整にかなり苦戦したことと、せっかくのストラトのフロントがサスティナーのおまけピックアップになってしまうのは美味しくないなと思い、候補から外れました。
(他にも、suhrやxoticなどいろいろありますが、キリがないため割愛します。)
と、いろいろなストラトを見ては「これいいね!」や「これは違う……」を繰り返して、好みの物を探していたのですが……
結局ストラトを買わなかった理由
過去にもストラト欲しい病に罹っていた時期はありましたが、結局、毎回購入に至りませんでした。
その理由として、
①デザインがあまり好みではない
②ストラトのリアは使えなさそう(偏見)
③5WAYスイッチが好きじゃない
などがありました。
①のデザインに関しては完全に個人の好みですね。
「ストラトの見た目こそ至高!」という方も大勢いますし、「めちゃくちゃかっけー!」と感じるモデルもあります。
②のリアに関しては偏見が強いですが、ライブで出演者のストラトのリアがキンキンで耳が痛く感じることがよくあったり、ストラト使いの友人がリアを使っていないことなどが要因です。
SUGIZOもリアは使わない、飛び道具って言ってましたね。
でも、リアハムのストラトは実用的だとしてもどこか好きになれないので、SSSで探していました。(シングルサイズハムなら許せる)
(関係ないけど、21フレットで2点支持のストラトがたまにありますけど、チグハグ感がとても苦手です。ごめんなさい……)
③のスイッチに関しては、2ハムのギターばかり使ってきたからか、3way以外はあまり好みではありません。
少し話が逸れますが、IbanezのRGやAZみたいにいろいろ切り替えられるやつは便利そうでいいなと思ったりもします。(というか昔から好きだし今でもたまに欲しくなる……)
けれど、いざ使うと演奏中の切り替えが煩わしかったり、選択肢が多すぎて逆に音作りが定まらないことなどが多々ありました。
それに、1本でなんでも出来てしまうというのは、どうしても中途半端さや器用貧乏さを感じてしまいます。(実際にそうではなかったとしても)
スタジオミュージシャンやアニソン、ポップなど多様な音色を求められる方は重宝すると思いますが……
話を戻して、AZの10種類くらいの音色は個人的には過剰な感じがしますが、ストラトの5WAYが過剰なんてことは勿論ないと思っています。
「ヴィンテージみたく3wayにしろ!」なんて全く思いません。ハーフトーン出すの面倒だし。
でも、5wayって演奏中に素早くセンターやハーフトーンに切り替えるのがし辛いんですよね。
SUGIZOみたいにリア位置でセンターピックアップみたいな配線にしちゃえばいいんですけど。
ごちゃごちゃ言いましたが、私程度には「ピックアップなんて2つもあれば十分!」ということです。
限られた選択肢から好みの音色を作る方が向いているようです。
あとノブも2個までのほうが見た目と操作性的に好みです。
サイクロンも検討しました
以上のことから、次に目をつけたのはサイクロンです。
サイクロンはムスタングをベースに、
①ボディを厚くしてシンクロ搭載
②ショートスケールからミディアムに変更して、テンションと弾きやすさを両立
③3wayスイッチにして使い勝手向上
という改良版ムスタングのようなギターです。
当初はムスタングカスタムとして企画していたようです。
サイクロンなら、ストラトと違って2ピックアップの3wayスイッチなので自分好みだし、アーミングを多様するためシンクロなのも嬉しいポイントでした。
当初の問題点は、地味にレアギターなため在庫があまりなく、選択肢が少ないことくらいでした。
あまり使っている人がいないという点は好みなのですが……
JAPANでは(恐らく)作っていないし、USA製は2点支持にノイズレスで良さげですが、中古しかないうえ数も少なく、見かけるのはメキシコかスクワイアばかり。
メキシコはリアハムですし、スクワイアは価格帯的に候補ではなかったためパス。
Vanzandtのbronson IIIはリアハムだし、moonのMT-DX IIはP90で良さげだけど、先述のとおり、どちらのブランドも好みではない……(ごめんなさい……)
(リアシングル単体は恐らく使わないけれど、ハーフトーン用にシングルで欲しい。タップは嫌だった。)
そこで、psychederhythmのpsycheloneというギターを見つけました。
マッチングヘッドにオレンジロゴ、見たことのないノブ(海外から取り寄せているらしい)など、とても可愛らしいギターだったため強く惹かれました。
しかし、在庫が少なく、ピックアップがシングルサイズハムだったり、メイプル指板モデルが無かったり……
なにより、サイクロンを物色し続けているうちに「あれ?なんかムスタングに比べてダサくね?」と感じてしまいました。(ごめんなさい……)
ピックガードの形状、ミディアムスケールになったネック、トグルスイッチ、シンクロ、ストラト用ピックアップ……
ムスタングから改善されたはずの全ての要素が、結果的に見た目のバランスをかなり崩してしまっていることに気付きました。
見比べれば見比べるほど、どんどんムスタングが完璧なバランスに見えてきました。
ここまでがムスタングを購入するに至った経緯なのですが、ムスタング選びでもとても悩まされました。
現行モデルを試奏してみた
まず、楽器屋に在庫のあった現行モデル、MADE IN JAPAN 60s MUSTANGを試奏させてもらいました。
正直、弾く前はバスウッドだしどうなんだろうなーなんて思っていました。
(バスウッド自体はIbanezやMUSICMAN、suhrがよく採用していますし、ヴィンテージのムスタングでも採用されていた時期もあるようです。悪い材だとは思っていませんが、どうせならポプラ、アルダー、アッシュのいずれかが欲しかった。suhrはバスウッド+メイプルは聖杯!って言ってるし、ペトルーシのバスウッドRG時代の音めっちゃ好き。)
いざ弾いてみると、凄く気持ちのいい音色。
よく使えないと言われているフェイズサウンドは、クリーンでもディストーションでも面白い音でした。
よく狂うと言われるアーミングも、ちゃんと使えばあまり狂いませんでした。
リア単体の音もストラトより好みで、使えるなと感じました。
手は決して小さい方ではなく、むしろどちらかというと大きい方だと思うのですが、ショートスケールの引き心地はとてもしっくりきました。
世間で言われているムスタングのイメージとは全然違ったことに衝撃を受けました。
惜しかったのは、水色と白しかなかったことです。
どちらもあまり好みの色ではありませんでした。
そこで、今度はムスタング探しが始まります。
比較検討したムスタングたち
①まず、1982年に製造終了して以来、久しぶりにレギュラーラインに復活したUSAムスタングを調べました。
しかし、performerシリーズなので、ムスタングの特徴であるフェイズサウンドも出せるあのスイッチは無くなり、使い勝手の良い3wayスイッチとなっています。
そういうカスタムをする人も多いようですが、1回ムスタングを弾いただけのくせに「あのスイッチがあってこそムスタングだ!音も見た目も!」と厄介オタクと化していた私は、そこだけが許せなかった!
ブリッジも構造から見直されていてかなり改良されているようなので、そこはすごく魅力的なんですけどね……
②CharシグはCharよく知らないしほぼサイクロンだしで却下。(ごめんなさい……)
③試奏したMIJ 60Sムスは、1個前のモデルだとアルダーボディのようで、それの在庫を探しましたがデジマートで1件ヒットしたのみ。
④メキシコのvinteraシリーズはパーフェロー指板が色的に気に食わないので却下。
(パーフェローはローズウッドの代替材として近年採用が増えていますね。決してコストカットなどではなく、オーダー費用がローズウッドより高いこともあるようです。)
⑤その他、メキシコやスクワイアの他のシリーズは、ダイナミックヴィブラートではなかったりピックアップやスイッチが違ったりで、duo sonicとかの方が近かったので却下。
仕方がないので中古で探すことにしました。
USAのヴィンテージでもムスタングって比較的安くて、70年代だと13万〜とか60後期でも25万〜とかのやつが結構ありました。
ですが、ヴィンテージは維持が面倒そうなので、結局フェンジャパから探すことに。
MG69はあずにゃんが使っていたシリーズだけど、いわゆる『あずにゃんぐ』は全然見つからず。
けいおん!放映後に中古屋に溢れていたというのが羨ましいばかりです。
あずにゃんぐじゃないならわざわざバスウッドを選ぶ必要もないなと思い、他にフェンジャパってどんなの出してたんだ?と調べてみると、
①ポプラのMG65
②ポプラのMG69あずにゃんぐ(限定)
③コンペラインでバスウッドのMG72
④アッシュのMG77
などがあったようです。
①はヴィンテージムスタングの特徴であるポプラボディだし、電装系もUSA仕様だったりと気合の入ったモデル。
さらには、ラッカー塗装のMG65/VSPという上位モデルもあったようです。
しかし、限定だったためVSPは在庫が見つからず、なんならMG65も人気なのか良さげなのがない……
そもそも、好みのカラーがなかったので候補から外れました。
②は限定なのでそもそも見つからない。
③はアイドル系のイメージが強かったため却下。(ごめんなさい……)
となると、残るは④のMG77です。
もともと、ストラトを探していたときから「アッシュボディにメイプル指板だといいな」と思っていたのでドストライク!(多分センですけど)
色は黒かヴィンテージナチュラルしかないようなので、ムスタングらしいポップな可愛さはありませんが、これはこれでどちらもカッコ可愛くて良い感じ。
色合いだけならSUGIZOのFZと同じなのも高ポイント。
これは買うしかない!と思って急いで見つけて手に入れました。
MG77を購入してみて
カッコ可愛い!
やっぱり弾きやすい!最初に試奏した65年仕様の60sと違い、コンター加工されているのでなおさら弾きやすい!
シリアルから2008年ごろのダイナ製ですが、傷も目立たない位置に小さな打痕が1つあるだけの良い状態。
とても満足しました!
やはり、フェイズサウンドは面白いし、独特な感触のダイナミックヴィブラートも面白い!
リア単体でも使える音だし、指板Rは184R(7.25inch)とキツめですが、チョーキングの音詰まりもないし普通に弾きやすい。
幅狭めで厚みのあるネックの握り心地はとても良いし、ラージヘッドが可愛い……
使い辛いとよく言われるスイッチも、慣れるとそんなに困らない。
タイミングよくギタマガがムスタング特集をしていたので、一緒に購入しました。
とても面白かったです。あずにゃんも少しだけいました。
その後……
ピックアップはレースセンサーのパープルやバーガンディを白カバーで載せて、スイッチも合わせて白にしたり……
サイケデリズムがサイケロンに採用しているDAKA WAREのノブを買ってそれに変えたり……
マスタリーのブリッジを載せてみたり……
と色々妄想していました。
ダメなところが可愛くて好きと思っていたムスタングでしたが、全然ダメな娘じゃありませんでした。
しかし、諸事情により手放すことになりました……
また機会があったら、手に入れたいですね……
とても良いギターでした。
ムスタングを所持している方や購入を検討されている方は、とても可愛くて素敵なギターですので大切になさってくださいね。
所持してみると、コアな人気がある理由がよくわかりました。
最後に、愛用しているPRS S2 STANDARD 24とのツーショットです。
こうやって見ると、ムスタングの長さがわかりやすいですね。
ケースによっては入らない可能性があるため、注意が必要です。
近いうちに、このギターについても書こうと思います。
ありがとうございました。
【原神に最適!?】Logicool G502&G512 ゲーミングマウス&キーボードのレビュー!
原神のキャラ交代は数字キーを使わなければならず直感的に行うことが難しかったので、Logicoolのゲーミングマウス『G502』を購入しました!
一緒に同じくLogicoolのゲーミングキーボード『G512』も購入したので、合わせて紹介しようと思います。
パッケージと型番
Logicoolのゲーミング機器は、このように青がイメージカラーのようです。
型番が似ていてややこしいなと思っていたのですが、十の位の数字でカテゴリ分けされているようで
マウス→0
キーボード→1
ヘッドホン&イヤホン→3
マウスパッド→4
と言った風になっているみたいです。
百の位の数字は大きいほど上位モデルなのかなと思っていたらどうやらそうでもないようなので、ちょっとわかりません……
ちなみに一の位の数字も謎でした(0~3が使われているみたい)。
Logicoolを選んだ理由
ゲーミングデバイスといえばRazerのイメージがあったのですが、近年はLogicoolが人気なようです。
事前の情報探索でもLogicoolが人気で、その時点でG502とG512を購入しようと思っていたのですが、念のため実物を見て触って比較しようとヨドバシカメラに向かいました。
ゲーミングデバイスの売り場ではLogicoolのコーナーが表の目立つところに大きく構えられていて、製品の数も多かったです。
マウスに関しては機能や用途(FPS、MOBA、MMO)、ボタン数の比較表があり、キーボードも軸の違いを確認できるようになっていたりと、親切でわかりやすく紹介されていました。
実際にいろいろ触って比べてみた結果、やはりG502とG512が合っているなと思い購入に至りました。
主に値段、見た目、操作性がポイントでした。
G502の良いところ
まず、G502の決めてはボタン数と持ち心地、そしてホイールの感触です。
G502は基本的な2つのボタン+ホイールクリックの他に、
親指に1+2個、人差し指に2個、ホイールの左右倒し(チルトホイール)で2個、ホイール下に1個の合計11ボタンがあります。
これら6つのボタン+左クリック、右クリック、ホイールクリック、チルトホイールの合計11個です。
原神のキャラ交代を割り当てやすいマウスを探していたので、画像の1,2,4,5のボタンがちょうどいいと感じました。
現在は1,2,4,5にキャラ交代、ホイール左で元素スキル、ホイール右で元素スキルを割り当てています。
キャラ交代とスキル&爆発回しがとてもスムーズに行えるようになり、とても満足しています。
ちなみに3には便利アイテム(主に回復)を割り当てていますが、あまり使わないのでここにスキルを割り当てるのも良いかもしれません。
(それと6のボタンはどのゲームでも使ったことがないです……)
持ち心地も左右非対称で他製品よりもフィット感があり、操作もしやすいと感じました。
なにより気に入ったのはホイールの感触です。
ホイール真下のスイッチで回転の具合を切り替えられるのですが、一方はハンドスピナーのように軽快に回転し、もう一方はカタカタと程よい重さで正確に回転します。
ホイール自体も他製品よりも手触りがよく、操作していてとても心地よいです。
値段は約7,000円となっており、マウスとしては高いかもしれませんがLogicoolのゲーミングマウスの中では中間くらいに位置する価格です。
多機能さと性能を考慮したら十分お買い得だと思います。
G502の微妙なポイント
①重い
このマウスは比較的重めなうえ、付属のウェイトでさらに重くできるようになっており、軽いマウスを求める方には向いていません。
原神では特に問題ありませんが、FPSでは軽さとエイムの正確性のためにボタンが少ないマウスが好まれています。
もちろん、このマウスでFPSをプレイしている方も大勢いると思いますし、自分の手に合っていると感じたならそれでいいと思います。
「プロと同じじゃなきゃ嫌だ!」とか「FPSしかやらないぞ!」という方でしたら、他のマウスを検討することをオススメします。
私は重めのほうが好みなので、G502の重さは安心できます。
②ワイヤレス版が高い
ケーブルが邪魔にならないこと、有線よりも動作が速いこと、バッテリー性能の向上、Qi(チー・ワイヤレス給電)の採用等から、昨今は無線マウスのほうが人気となっています。
今では無線のほうが速いと知ったときはビックリしました。(余分なものを介さないかららしい)
このマウスにも無線版が存在し(ほぼ倍の13,000円ほど)、POWERPLAYというLogicoolの無線充電マウスパッド(約18,000円)にも対応しているので、お財布に余裕のある方はそれらの購入をオススメします。
でもそれならG703とかG PROのワイヤレス買ったほうがいいかも。それかコスパの良いG603ワイヤレスとか。
G512の良いところ
まず、見た目がかっこいいです。
アルミの天板にサラサラとしたマットなキーが並んでいます。
シンプルな見た目でとても好みです。
10キーがあるのもありがたいです。
デスクのサイズが許すなら、10キーがあるキーボードをオススメします。なにかと便利ですので。
軸は比較した結果、青軸を選びました。
やはりカッチリとした押し心地と気持ちのいい音は、使用していてとても気分がいいです。
VCや配信の際に音が乗ってしまうかもと不安な方や、静かでないと人に迷惑をかけてしまう環境の方は、赤軸や茶軸をオススメします。
いずれにしても、実際に店頭で試されることを強くオススメします。
G512はUSBポートを搭載しており、ここにマウスを接続するとケーブルの取り回しがスッキリします。
裏面にはキーボードに角度をつけるためのスタンドがあり、使い勝手を向上させてくれます。
また、私は使用していませんがマウスのケーブルを通すための溝がついており、G502の線がピッタリ通るようになっています。
それと、側面に用途が不明のネジ穴が存在しており、どうやら今後の機能拡張のためにとりあえず付けておいたものの使用されないままだということです。
G512の微妙なポイント
特に思いつきませんでしたが、強いてあげるならば店頭で試したよりも青軸がうるさく感じることです。
賑やかな店頭と静かな自宅ですので、当然ですが。
G HUBでカスタマイズ!
G HUBという公式ソフトから、キーボードとマウスのボタン配置、光の色やパターンなどをゲームごとに設定して保存しておけます。
光のパターンには基本的なウェーブはもちろん、オーディオヴィジュアルや画面サンプリングなどといった変わったものもあります。
自分好みにカスタムすることも可能です。
G512のファンクションキーはデフォだと光の明るさや、動画等の再生停止スキップ、音量の変更が割り当てられており、キーの側面に印字されています。
もちろんこれらもカスタム可能です。
保存した設定はゲームごとに自動で適応してくれます。
ゲームごとにDPIやキー割り当ては当然異なりますし、やるゲームの雰囲気によって光のパターンを変えるのも、没入感やテンションを高める要因の1つとなりそうです。
また、G502とG512のようなLogicool製品の組み合わせだと、光のパターンを同期させることができます。
まとめ
G502とG512にはとても満足しています。
見た目、使い心地、機能どれも素晴らしいと思います。
特に、ゲームごとに自動で設定を変えてくれるのがとても便利です。
原神を始め、複数のゲームをプレイされる方にはとてもオススメです!!!